アメリカが「航行の自由」を掲げて、南沙諸島にイージス艦を
出動させたのは立派なことだ。
大いに支持する。継続して何度でもやってほしい。
それと同時に、米中のトップレベルで南沙諸島の件は話し合い、
絶対に軍事基地化を防いでほしい。
日本はヨーロッパ諸国とも話し合って、この件では、中国を
批判する国際世論を圧倒的に作り上げてほしい。
国際連合でも、この件は問題にしてほしい。
集団的自衛権を認める安保法制には、「立憲主義」の立場から
わしは反対したが、それは断じて「9条護憲主義」ではない。
手法が強引すぎて、憲法改正が遠ざかるから、反対したのだ。
元々、現行憲法9条では、南沙諸島のような例に対応できない。
だからアメリカ頑張れとしか言えなくなってしまう。
本当は、日本が何もしなくていいということにはならない。
日本が軍隊を持っていたら、ASEAN諸国と軍事同盟を結んで、
中国を包囲してもいいくらいだ。
わしは中国ともっと友好的になりたいと考える者だ。
だが、南沙諸島の軍事基地化は絶対に許せない。
中国は世界中の嫌われ者になっても、軍事覇権主義を貫いて、
本当にそれで満足か?
南沙諸島から撤退した方が、勇気ある決断として、圧倒的に
評判が上がり、信頼されるぞ!